相続の対象となる財産を親子で共有できていますか?

“相続”というワードを耳にすると、親の財産を子供が受け継ぐイメージを抱くかもしれませんが、それだけではありません。親が借金をしていたら、それも子供が受け継がなければならないのです。親が亡くなって相続の手続きを進めたところ、残した財産よりも借金のほうが多かったという事例はたくさんあります。借金をしている事実はあまり人に知られたくない心理が働くため、子供にも内緒にしているケースが多いのです。

しかし日本には相続放棄という制度があります。子供がその権利を行使すれば、借金を肩代わりしなければならない義務が消滅するのです。ただし本来受け継ぐはずだった財産も、もらえなくなってしまいます。相続手続きの段階になって慌てないために、親が生きているうちに財産と借金の現状を親子で共有しておきましょう。