生命保険は、自分や家族が突然の出来事によってお金を稼ぐ能力を失ったときに、生活のためのお金を得ることができるように、加入しているという人が一般的ですが、しかし、生命保険はそれ以外にも、相続対策としてうまく活用できる財産なのです。では、それはなぜなのでしょうか。
生命保険の保険金は、被相続人が生前に所有していた財産ではなく、被相続人が亡くなったあとに、生命保険会社から支払われるお金であるため、少々特別なのです。遺産分割協議の対象にならず、場合によっては、財産を多く相続することができます。
しかし、そうは言っても、相続税の課税対象となっているため、しっかりと計算する必要があります。
相続税の計算には、基礎控除額が大切になっており、相続する金額が基礎控除額を下回る場合は、相続税がかからないため、それを含めて、正しく計算し、しっかりと相続しましょう。